■F-201 ハイカノン


形式:共鳴管材質:15mm 厚シナ合板
カット:東急ハンズ渋谷店
外形寸法:260×2115×375mm(幅/高さ/奥行き)
共鳴管断面積:253/350cu(900mm/2100mm)
再生周波数帯域:25Hz〜35kHz
出力音圧レベル:102dB
使用ユニット(1ch当り):フォステクス「FE208ES」フォステクス「T90A」
コンデンサ:フォステクス「UΣ0.47」吸音材:フェルト
ターミナル:ヒノオーディオ「T100」スタビライズドウェイト:TGメタル「FF-02」


 家を新築した際に、(この部屋ができたとき)作ったものです。設計は、長岡鉄男氏。特徴は、共鳴管方式で能率が高く、Dレンジが圧倒的に広いことです。特にボーカルの伸びが他方式に比べて圧倒的に差をつけています。

 オリジナル設計では、テクニクス20F20がメインユニットなのですが、当時、テクニクスがユニット生産をやめるらしいと聞いていたので、フォステクスFE208Σを使いました。そのため駆動力が足りないせいか、バランスは良いのですが、音の迫力、切れ込みはいまいちでした。今年、4月も下旬になって、待望の20cm世界最強のフルレンジユニットFE208ESが手に入ったので、現在はこのユニットに換装しました。それまでは本で読んで音を想像していたのですが、思ったよりやさしく上品な音です。もっと暴れると思っていました。また、普通、ユニットが強力になると、(Q0が下がると)低音が出にくくなるのですが、意外なことに低音が力強くなりました。
 なぜF-201にしたかというと、F-3000では板をたくさん使うので(7枚)作る資金が足りなかったからです。(これは5枚。笑)結果的には無改造でFE208ESが付いたので正解だったと思っています。この工作のとき、はじめて「抓め付きナットを採用しました。底板も2重になっています。

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