■タイル
「4点支持」 ●F-201ハイカノン●SS-66モアイ ●自作電源タップ 「3点支持」 ●D-88スーパーフラミンゴ ●D-101Sスーパースワン ●主な特徴:とにかく安いっ! |
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タイルの効用というのを最初に言いはじめたのは、恐らく長岡鉄男さんだったと思います。NECのCDプレーヤーにタイルを接着して補強したと言う記事を見たことがあります。僕は今までの「鉛を載せる」と言うのは重くて丈夫で鳴きにくい材質なので納得いきましたが、タイルは軽いので使う気になれませんでした。ところが今の部屋になってD-101Sを置いてみると低音が出すぎるのか、どうも音の抜けが良くありません。「FMファン」に載っていた「スーパースワンの使いこなし」で長岡さんは硬いもので3点支持とすると良いと書いておられましたし、別の記事ではタイルが良いとあったのでホームセンターで適当なものを買って、試してみました。最初に買ったのが写真左側の(500Wの置いてある方)物だったのですが、これが実に良い。凸面状になっている面(白色の面)を上に向けて3点支持で設置してみるとバランス良く鳴ってくれました。 調子に乗ってF-201に使ってみました。底面積が高さに対して小さいので、同じ面を向けて4点設置してみたのですが、低音が出なくなるばかりか、ガタがでます。仕方ないので元に戻しました。 次に「観音力」と言う本で寺島靖国さんがタップにインシュレーターを使うと音が変ると長岡さんに勧めていたので、自作タップに使ってみました。確かに音像がしまり楽器の方向がはっきりとして、低音も音階がはっきりと判るようになりましたが、これもまたガタが出てしまって精神衛生上良くありません。しばらくその状態で聴いていましたがある時、「凸面を下に向ければ3点支持で安定するのでは」と気付いてやってみると、案の定うまく行きました。D-88に換えた時、今度はタイルの種類を変えてみました。どういう訳かこれが(500円が置いてある方)良いのです。F-201に試すと前と違ってより低音が出るようになり、厚みが増しました。しかしタップには以前のもののほうが若干良いので前のままで使っています。不思議な感じです。 |