ONE
■完成■



 最後はカラーで紹介します。重量は実測19.0kgでした。

左に2基の排気ファン。正面がCPUファン。
各電源ケーブルだけは、放熱の問題を考えて
シールドしていません。

指先で軽くたたいてみると、鳴く部分がわかります。
そういったところを中心に鉛テープ攻め。

金色に見えるのが
底に貼り付けた5mm厚の真鍮版です。

左が電源で右がPLEXCOMBO。
どちらもアルミ箔が貼ってあります。
IDEケーブルはアルミ箔の上から
ビニールテープで絶縁。

 最終部品表です。

パーツ メーカー 商品名 コメント
CPU intel Pentium4 2.0AGHz Box intel insideシールを貼るべきかどうか。
メモリ Bulk 512DDRSDRAM×2 画像加工が早いっ。
マザーボード AOpen AX4B Pro-533 新製品。LAN、ATA133とUSB2.0を装備。でもHDDはATA100で使用。
OS Micro Soft WINDOWS XP Home Edition OEM版 98に比べて起動が早いです。しかし処理が重いので「視覚効果」を「パフォーマンス優先」にしています。
HDドライブ MAXTOR 4G160J8×2 160GB×2。1基はパーティションで3つのドライブに。もう1基は丸々録画用にしています。
CD-R/RW/DVD-ROMドライブ PLEXTOR 20/10/40-12A 何といってもVari Rec。まだ使ってませんけど。(笑)反射防止のため、トレイが黒いです。
DVD-R/RWドライブ Pioneer DVR-04J 評判よりも静かでした。ファームウェアの書き換えでリージョンフリーになっています。
ビデオカード ELSA GLADIAC 925ViVo ゲームをやるとどうなるのかが楽しみです。
TVキャプチャカード Canopus MTV2000 ゴースト低減機能に満足。
DV編集ボード Canopus DVStorm-RT Light TVゲームが録画できるとは、うれしい誤算です。
ボードオプション Canopus Storm Bay フロントパネルからアクセスできるのは便利ですね。
デコーダカード VertexLink REALmagic XCARD 録画したものしか出力できないのが残念。ハードウェア処理しているので安定しています。
サウンドカード CREATIVE Sound Braster Platium Audigy 余計なデモソフトが多いです。音は確かにいいかも。
ケース T-Bird TB-2000PY 電源は450W。
FDドライブ MITSUMI FDD D353 2モード。他のドライブと合わせるために色で決定。
キーボード OWLTECH K7000 日本語112。標準キーボードでも一回り小さくて便利です。980円はお得でした。(笑)

 途中気づいたことなど。
●温度
 電源ファン、CPUファン、ビデオカードのファン、吸気ファン各1、排気ファン×2の計6基のファンがついています。そのためか24時間電源を入れっぱなしの状態でケースを触ってもまったく熱くありませんでした。BIOSで内部温度を調べると約43℃前後とまずは安心できる範囲に収まっています。欠点は電源が入っている間中、ファンが全力投球していることです。温度に応じて速度制御してもらえると騒音と電気代が助かるのですけど。(笑)

●MTV2000独自の拡張子
 デコーダカードは「MPEG」の再生ができるのですが、なぜだか、MTV2000で録画したファイルでは音声しか再生されません。VAIOのGIGA POCKETは独自の規格で保存しているのでこういうことも起こりえますが、MTV2000は、MPEGそのままで収録しているはずです。いろいろ調べてみると、拡張子が変。MPEGは1でも2でも拡張子は「.mpg」のはずなのに、MTV2000は一目見て区別できるようにするためか、「MPEG1」を「.mpg」、「MPEG2」を「.m2p」という拡張子で保存していたのです。「.m2p」→「.mpg」へ「名前の変更」することで解決しました。

●DVDドライブの画質
 PIONEERとPLEXTORのドライブはどちらもDVDビデオの再生ができるので同じ条件(デコーダカードでTVへ出力)で、比較してみました。よく似ていますが、PLEXTORのほうが若干暗部のノイズ(ざわざわとするもの)が少なく感じました。音質重視設計が画質にも利いているのでしょうか?

●ノイズ対策
 万全を期すなら、冷却ファンのモーターから出るノイズ対策に0.1μFくらいのセラミックコンデンサをプラスとマイナスの間に入れるべきかもしれません。でも、今回は面倒で見送ってしまいました。

●XP用ドライバ
 USBのMOドライブ(ADTEC)がXPをサポートしない、とあったので、最新のドライバである2000用のを使いました。「互換」機能で上手く動作しています。

●ケースの色
 下の写真を見ていただけるとわかりますが、僕の好きな「黄色」です。メーカーでは「プラチナイエロー」という名称を使ってました。薄い黄色の表面にパール塗装が施されているようです。正面から見るとレモン色っぽくていいのですが、パールの粒に方向性があるのか、斜めから見ると肌色か山吹色に見えます。1番近いのはクリームパンの中のクリームでしょうか?(爆)これは「メタリックやパールの上はクリアーを吹けと、何度いったらわかるんでぇっ!」という塗装の基本を踏まえてない(そのせいで艶があまりない)せいもあるのかもしれません。板金屋を巻き込んでの再塗装計画も検討中です。ええ、アルミだからできる焼付け塗装で。


外形寸法:200×420×467mm(幅/高さ/奥行き)
ミドルタワーサイズです。

 完成してみるとうれしいものです。でも、自分がすごいわけでもないのに自慢したくなるのはなぜでしょう?僕はまだまだ修行が足りません。(笑)これを十分活用できるようになりたいです。


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